フリーランスといえば、在宅ワークというイメージを持つ人が多いだろう。しかし、フリーランスで働くエンジニアの中には、常駐型フリーランスとして活躍している人も少なくない。
常駐型フリーランスとは、契約した企業に出向して働くワークスタイルで、就業時間や就業規則も出向先に準じなければならない。仕事内容は設計や運用、保守など多岐に渡り、案件数はかなり多いのが特徴だ。一見すると正社員と変わらないように感じるかもしれないが、正社員とは違って社内イベントなどへの参加義務はないため、純粋に仕事に集中できるだろう。
また、常駐型の案件は、3ヶ月~6ヶ月スパンの継続的な案件が多いので、収入が比較的安定しやすいのも注目のポイントだ。しかも、PCや開発に必要なツールなどを会社が準備してくれるケースも多い。さらに、仕事を通して出向先のネットワークやフレームワークを学べるため、スキルアップにもつながるはずだ。在宅で仕事をしているとなかなか出会えないような大きなプロジェクトに参加するチャンスもあるので、経験値を上げるにはうってつけだろう。
ちなみに常駐型の案件は、フリーランス向けの転職エージェントを利用するとスムーズに見つけることができる。報酬の希望額や出向先の条件などを面談時にきちんと伝えておけば、それにマッチした案件を紹介してくれるはずだ。営業活動をしたり、条件交渉が苦手なフリーランスにとっては頼れる存在だといえる。
常駐型の案件や働き方についてもっと詳しく知りたい人は、『常駐エンジニアという選択』というサイトが参考になりそうなので是非覗いてみてほしい。